vol.07 事務員さんからブランディング
法律事務所のブランディングについてお話しするときに
当たり前ですが、業務そのものの話が中心になっていきます。込み入った話になればなるほど、何を行うか決定したり、実際に実行するのに時間がかかったりします。
その時間がかかっている間、何もできないのかと言えばそんなことはありません。
やはりやれることから始めるべきです。
そのすぐにやれることの一つとして、「事務員さん」が上げられます。そのすぐにやれることの一つとして、「事務員さん」が上げられます。 そうです。今働いていらっしゃる事務員さんのことです。
なぜ事務員さんからと言いますと、一番の理由はお客様との接触
頻度が高いことが上げられます。
お客様からの電話、メール、訪問、すべてのファーストアクションは
事務員さんからはじまることがほとんどだと思います。
であれば、事務員さんにどんな対応をしてもらえば、
自分の法律事務所らしいのか考えていただきたいのです。
お客様からすると、事務員さんの印象は強烈に残ります。
特に面談として弁護士の先生と対面するまでは、ほぼ事務員さんの
イメージが事務所のイメージに近いものとなります。
であれば、まず事務員さんにやってもらわなければならないことを
ちゃんとやってもらうのです。
皆さんの事務員さんは、
・笑顔でお客様にご対応できていますか?
・相手に聞こえる声をしっかり出していますか?
・しっかりお辞儀できていますか?
・元気ですか?
・どのような方にでも同じように対応できていますか?
何をどこまで、というのはその事務所によって違ってきますので
これでなければならないというものはありません。
その事務所の文化にあった対応をすれば良いということになります。
最低限のことをマニュアル化していれば、事務員さんが変わっても
同じように対応ができるはずです。
事務員さんもりっぱなブランディング対象です。
このような意識そのものを、事務所内で共有してもらえればと思います。